必見!ネパール カレンダーラ農園のコーヒーづくり

リンク珈琲の『ネパール』は、カレンダーラ農園(西ネパールシャンジャ郡マヤタリ村)で手作業・有機栽培で作られたコーヒーです。

完熟豆のみを使ったオーガニックのコーヒーでもあります。

これは世界のコーヒーのわずか 0.01% といわれているんですよ。

味と品質にコダワッたコーヒー『ネパール』のできるまで

リンク珈琲の『ネパール』は、豊川市在住の指導者(池島氏)の下、カレンダーラ農園のスタッフと現地の農協のスタッフで作られたコーヒーです。

大まかですが、現地で丁寧に行われているコーヒー作りの工程を紹介しましょう。

1)種植えと発芽

コーヒー作りの第一歩は、種選びと土づくりから始まります。

コーヒーには品種があるのですが、それを揃えた、種付け用に選別した種を植えます。

そうすることで、品種の持ち味を混じりけなしで伝えることができます。

苗床用の土も専用に作って、発芽までは約 1ヶ月半かかります。

2)堆肥作り

最も重要な工程の 1つで、腐葉土ベースと糞ベースの堆肥を作ります。

化学肥料を使わずに栽培することは難しく、作り方・配分・時期など日本式とネパール式を掛けあわせて日々研究しています。

3)苗つけ

ネパールは、コーヒーの栽培に適しているといわれている『比較的標高の高い場所』で栽培しています。

自然保護の観点から、斜面に植えることも多いので、方角や山の水はけ・苗の間隔・時期に注意をしています。

4)環境整備と剪定

『シェイドツリー』と呼ばれる日陰をほどよく作り、寒期は霜から守っています。

土に養分を与える枯葉、空気中の養分を土に取り入れたりする樹木も使用しています。

5)収穫

ネパールのコーヒーは寒期に熟すので、実が引き締まったコーヒーができます。

カレンダーラ農園では、完熟した果実の豆だけの『特別な味わい』『風味』を大切にするため、赤く完熟した果実のみを手作業で収穫します。

6)果肉除去(パルピング)

(ご存知でしょうか?)コーヒーは果実の種子です。なので、覆っている果肉を除去して種子だけの状態にします。

この工程で『水中選別』と呼ばれる、見た目では選別できない『未完熟の豆』を取り除きます。

完全に完熟豆だけ使ったコーヒーを作るわけです。

7)発酵と洗浄

種子に残る粘膜を発酵によって取り除きます。

その後、湧き水を使って洗浄します。

発酵工程を行わない製法もありますが、ネパールは珈琲豆本来の味がダイレクトに出るので行っています。

8)乾燥と脱穀

珈琲豆の乾燥は、すべて天日乾燥を行っています。

珈琲豆の水分量は、保存・輸送・焙煎の方法に大きく影響を与えますので、水分率を確認して 1日に何度も撹拌します。

その後、薄皮を取り除き「グリーンビーン(生豆)」を作ります。

9)ハンドピック(hand sorting)

丁寧な手作業で、良い豆とコーヒーの味を落とす『悪い豆(欠点豆)』を選別します。

一粒一粒チェックされ、合格したものがリンク珈琲の『ネパール』です。

リンク珈琲の『ネパール』は土作りから始まり、焙煎してお客様にお届けするまで、品質・味は妥協なく管理され、丁寧に手作りされています。

大量生産できない希少な味で、『真』のスペシャリティーコーヒーなんですよ。

(2015-06-05 朝日放送の『世界の村で発見!こんなところに日本人』というテレビ番組でも紹介されました。→ YouTubeで見る

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